足柄峠を目指す
秋の峠越え第2弾は神奈川県と静岡県の県境にある足柄峠だ。2005年12月にこの足柄峠にチャレンジした時には、10%を超える急な登り坂に何度も足を止めた記憶がある。
果たして今日はどこまで頑張れるか。
車で南足柄市運動公園まで輪行する。今日も快晴で絶好のサイクリング日和だ。半袖半ズボンのジャージ。
自転車を組み立てている間は少し肌寒かったが10時頃になると陽射しが出てきて暖かくなってきた。
山から下りてくる乾いた風が気持ちいい。澄み切った青空、色づいた木々、遠くの山々のくっきりとした稜線。どれも普段は見ることのできない絶景だ。
早く走り出したくてウズウズしてくる。
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澄み切った青空
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みかんの木
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ようやく準備を終え駐車場を出る。まず目に飛び込んできたのはオレンジ色の実をたわわにつけたみかんの木だ。辺り一面に広がっている。
草の緑と空の青とのコントラストは春夏通して見慣れているが、そこにオレンジ色が混じると印象が一変する。収穫の秋だ。
折角だからお一ついただくか。手の届く所にある実を適当にブチッとむしりとる。皮をむいてパクッ。う〜ん、まだ酸味が多いなあ。(冗談です。。)
交通量の少ない細い道を走る。2週間ぶりの自転車。ペダルを漕ぐって気持ちがいいものだなあ。風を切る音が聞こえる。
ちょっとした高台から下り坂を降りるとやがて県道78号に出る。この道をまっすぐ行くと足柄峠がある。
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交通量の少ない細い道
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ちょっとした高台
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ゆるやかな登り坂が始まる。狭い道の両側に古い建物が連なっている。足柄の関所へと続くこの道は古くから通っていた道なのだろうか。
この時期の空の色は一年を通して一番青いのではないだろうか。遠くまで広がる青い空に思わず目を奪われる。
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ゆるやかな登り坂
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遠くまで広がる青い空
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段々山々が近づいてくる。登りの勾配も徐々にきつくなってきた。左手には清らかな川が、時折小さな滝を形成しながら下流へと流れている。
見覚えのある橋があった。2年前この橋の上で車に自転車を積み込んでいたローディに「足柄峠はどっちですか」と間抜けな質問をしたのだった。
今回はGPS装備だ。迷うことなく一路足柄峠へ向かう。
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段々山々が近づいてくる
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小さな滝
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清らかな川
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この橋を過ぎると登りの勾配が一段ときつくなる。2年前にこのあたりで急に気分が悪くなって自転車を降りて歩いたっけなあ。
今日は息を切らせながらも何とか登れている。クネクネと曲がる坂道を時折ダンシングを交えながら登る。
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登りの勾配が一段ときつくなる
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クネクネと曲がる坂道
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やがていったん登り坂のピークを越え再び緩やかな直線の登り坂に差し掛かる。左手の木々の赤・黄・緑のコントラストが美しい。思わず足を止める。
本線をそれ地蔵堂に立ち寄ってみる。山の中へと続く細い日陰の登り道をゆっくりと進む。右手にカーブを切ると地蔵堂が見えてきた。
観光客の姿もある。徒歩旅行風の女性がバス停でリュックの中身を整理しながら物珍しげな目で私を見ていた。地蔵堂周辺の紅葉は5割程度の進み具合だ。
本線に戻り再び坂道を登る。すぐに大きなモミジの木が現れる。2年前には真っ赤に染まっていたあの大モミジだ。
ここら辺から峠への登りが本格化する。サイクルメーターを見ると走行距離は約12kmだ。まだ体力は十分ある。
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赤・黄・緑のコントラスト
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地蔵堂
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地蔵堂周辺の紅葉
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大モミジ
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走行距離は約12km
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右手に広がる茶畑を眺めながらの登坂。結構きつい。何とか登り切って振り返ると「下り傾斜10%」の標識があった。あ〜やっぱり。
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茶畑
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登坂
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下り傾斜10%
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道幅が急に狭くなり明らかに峠道に差し掛かった。シッティングで登り切れない急勾配が続きダンシングを多用する。
「OverDrive」中に出てくる名文句「ダンシングはシッティングで溜まった乳酸の除去作業に過ぎない。」は確かに一理あり、
シッティングとは違う筋肉を使うためか脚が幾分回復する。
ダンシング、シッティングを繰り返すうちにやがて見晴台という名のバス停に到着。ここで一休みする。
写真を撮っていると小径車の男性が挨拶をして通り過ぎていった。
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峠道に差し掛かった
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見晴台
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紅葉の道をさらに登る。すぐに先ほどの小径車男性を追い抜く。九十九折れのカーブ部分の傾斜がかなりきつくダンシングでもペダルの踏み込みに苦労する。
やがて目の前が開け数台の駐車車両が視界に入ってきた。あ、頂上だ。意外にあっけない幕切れだった。
峠の標識はさらに数キロ先にあるのだが登りはここでいったんピークを迎える。
木々の合い間に富士山が顔を出す。冠雪した姿が美しい。
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紅葉の道
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冠雪した富士山
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しばらく休憩し再出発だ。いったん下る。すぐに静岡県に入った。そういえば自転車で静岡県を走るのは初めてだ。
平坦な道をのんびりと進む。峠の標識はいずこに。
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万葉公園
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いったん下る
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静岡県に入った
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やがて古民家風の建物が現れた。周辺には人だかりが見られる。どうやらここが足柄峠のようだ。
峠の標識の前で記念撮影をする。近くには足柄之関もある。関所かあ。何だか歴史を感じるなあ。
熊に跨った金太郎の石像を見つける。足柄山周辺は金太郎の故郷と言われているが、金太郎って良く考えてみると不思議な存在だな。
桃太郎、金太郎と並列に扱われている記憶があるが、金太郎が何をしたのかいまいちよくわからない。熊と相撲をとったってことは知っているが。。。
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人だかり
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足柄峠
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足柄之関
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金太郎の石像
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ウインドブレーカーを着込み下り対策をする。少し進むと展望公園があったので自転車を停めて階段を上り遊歩道へ向かう。
目の前には雄大な富士山が現れた。山頂近くが雲に覆われているものの裾野の広がりまで一望できる。
うわ〜何このパノラマ展望!最高じゃ〜ん!
峠越えの苦労が報われる瞬間である。
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雄大な富士山
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静岡県側へ下りR246へ
山頂からの展望を満喫し下りに入る。
金太郎富士見ラインを緩やかに下り始める。カーブのたびに木々の合い間から富士山が顔をのぞかせる。
交通量が少なく、道幅も広いので、時速40km/h以上で下って行く。
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金太郎富士見ライン
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木々の合い間から富士山
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道幅も広い
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東名高速をくぐりr149に出た。のどかな山間の田舎町を走る。
昼時の静かな県道。左手には鮎沢川とJR御殿場線が見える。
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r149に出た
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のどかな山間の田舎町
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昼時の静かな県道
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鮎沢川とJR御殿場線
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小山町中心部の商店街には日曜日の昼時だというのに人影が無い。
やがてR246に合流する。片側2車線で道幅は広いので自転車での通行に問題は無いがトンネルは多い。
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小山町中心部の商店街
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R246に合流
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樋口橋(とよぐちばし)の交差点
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朝車で走った道
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樋口橋(とよぐちばし)の交差点を過ぎ、宮地の交差点でR246を右折。
朝車で走った道を通り、南足柄市運動公園に到着。
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公園付近からの眺め
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みかん畑
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