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2007北海道ツーリング 4日目 2007/07/24  117.09km  北海道
新冠
ルート地図
【コース】
苫小牧〜マルトマ食堂〜R36〜ウトナイ湖
〜鵡川〜R235〜新冠〜とほ宿ふかふか亭
【天気】晴れ 【所要時間】7:15〜17:20
【走行時間】6時間9分
【平均時速】19.0km/h 【最高時速】49.8km/h





苫小牧市街を観光

 4日目。北海道ツーリングも中盤に差し掛かる。
昨日とは打って変わって朝から快晴だ。真夏の青空が広がる。

朝から快晴
朝から快晴
苫小牧市サイクリングターミナルを出発
苫小牧市サイクリングターミナルを出発


 7時頃、苫小牧市サイクリングターミナルを出発し、朝食を食べるためにマルトマ食堂に向かう。
マルトマ食堂は苫小牧港の港内にある市場の人のための食堂なのだが、苫小牧名産のホッキ貝を使ったホッキ丼が有名で、 数々の観光情報誌にも掲載されている有名店なのだ。

マルトマ食堂
マルトマ食堂
ホッキ丼
ホッキ丼
朝の苫小牧港
朝の苫小牧港


 丼のご飯が見えない程たくさんのホッキ貝が盛り付けられたホッキ丼だ。マグロの刺身もつけて朝からボリュームたっぷりだ。 ホッキ貝のコリコリとした食感が絶妙だ。

 8時頃になると胴長を着た市場の人たちが押し掛けてきたので早々に退散する。
霧が立ち込める朝の苫小牧港を後にして海岸沿いの道を走っているとミートホープの工場を発見した。
 ミートホープと言えば大きな牛の像が有名だがこの工場には牛はいなかった。牛はどこだ。

ミートホープ
ミートホープ
牛発見
牛発見


 道行く人に「あの牛どこですか」と尋ねる。ミートホープ関係者に聞いたら怒られそうなので慎重に人選した。
そしてついに大通り沿いに堂々とそびえる牛発見。悪そうな目してんなこんにゃろー。

夏休み中の校舎
夏休み中の校舎
駒大苫小牧
駒大苫小牧


 続いて駒大苫小牧を見に行く。朝からジリジリと容赦ない陽射しだ。なるべく日陰を選んで進む。
夏休み中の校舎はガランとしていたが数日前に出場を決めた夏の甲子園を祝う垂れ幕を見ると駒苫稼働中であることがわかる。


ウトナイ湖〜鵡川

 さてそろそろ走りに集中しないと本日の目的地の新冠までは先が長い。
新千歳空港へと続くR36(初日も新千歳から支笏湖へ向かう時に使った)を北上し内陸を通る形で鵡川(むかわ)の辺りで海岸線に出る予定だ。

新千歳空港へと続くR36
新千歳空港へと続くR36
ウトナイ湖
ウトナイ湖
静かにたたずむ湖面
静かにたたずむ湖面


 ウトナイ湖という湖があった。去年まで湖畔にウトナイ湖ユースホステルが存在したらしいがここのところの観光客減でご多分に漏れず廃業になったとのこと。
自転車を停め湖畔に足を踏み入れる。静かにたたずむ湖面を眺める。あきれるくらいに水が透明だ。

 ウトナイ湖を後にして新千歳空港まで10mk程のところまで北上したところで右折する。幹線道路を離れたためか急に交通量が減った。
意外にも新千歳空港から程近いこのあたりの景色がすごく北海道的だ。つまり広々とした畑や真っ直ぐに伸びる直線の道路で形作られている。
JR千歳線の跨線橋でしばし足を止め、畑の中どこまでも続く線路に見入る。

新千歳空港まで10mk程
新千歳空港まで10mk程
広々とした畑
広々とした畑
真っ直ぐに伸びる直線の道路
真っ直ぐに伸びる直線の道路
JR千歳線の跨線橋
JR千歳線の跨線橋
畑の中どこまでも続く線路
畑の中どこまでも続く線路


 室蘭本線の踏切を渡り道道482号線を走る。道幅が狭くなるとともに広大な畑が姿を消し道の両側に木々が多くなる。
しばらく小さなアップダウンが続いた後、柵に囲まれた刈り込まれたきれいな芝生の広場が見えてきた。
GPSを確認すると、どうやら社台スタリオンステーションに到着したようだ。せっかくなので立ち寄ってみる。

道幅が狭くなる
道幅が狭くなる
柵に囲まれた刈り込まれたきれいな芝生
柵に囲まれた刈り込まれたきれいな芝生


 社台スタリオンステーションは種牡馬を繋養するための牧場である。
かのディープインパクトもここで繋養されているらしくネームの入った柵は見つかったのだが本人不在だ。
 というか種牡馬が1頭も見つからなかった。どこへ行っているのだろうか。せっかく立ち寄ったのに残念だ。

社台スタリオンステーション
社台スタリオンステーション
ディープインパクト
ディープインパクト


 スタリオンステーションを出発しさらにいくつかの牧場を横切りながら進む。この辺りですでに12時になってしまった。
13時には鵡川で昼食を食べる予定だったがちょっと厳しくなってきたか。ここから鵡川までは寄り道をあまりせずに走りに集中して進むことにする。

 幸い寄り道をする目ぼしい観光地も無く時速20km/h超で進む。辺りには森が広がりその奥に化学工場か何かがあるらしく敷地内立ち入り禁止との看板を発見。

牧場を横切りながら進む
牧場を横切りながら進む
辺りには森が広がる
辺りには森が広がる


 しばらくこの調子で進むとだいぶ距離が稼げた。森を抜け景色が開けた所で一休みする。風になびく麦穂がきれいだ。
そしてちょっと行くと湿原地帯に薄紫色のきれいな花が咲き誇っている。ここでもまた写真を撮るために休憩する。
再び出発しようと自転車を動かそうとした時にバランスを崩し、ハンドルが大きくきれてしまい倒れそうになった。
慌てて足で支えようとした時にペダル(ビンディングじゃない)のギザギザの部分がふくらはぎに食い込んでしまった。
痛っ。ちょっと時間をおいて血がダラダラ。久しぶりに怪我らしい怪我をしてしまった。消毒液がないのでティッシュで血を拭い汚れが付着しないように気をつけてコンビニを目指す。
ツーリングマップルを見ると鵡川のあたりの国道沿いにセブンイレブンがあることが確認できた。急ごう。

風になびく麦穂
風になびく麦穂
薄紫色のきれいな花
薄紫色のきれいな花


 怪我の直後はペダルを漕ぐ時に少し痛かったが走っているうちに気にならなくなってきた。それよりも炎天下でかなりハイペースで飛ばしたので体が疲れてきた。
やがて鵡川に到着。予定通り13時だ。鵡川はししゃもが有名とのことで街に入るとあちこちに「ししゃも」の看板が見られた。
ただ夏は時期じゃないらしいのと時間的に余裕がないことからコンビニ昼食にする。消毒液も買ってシュッシュする。う〜。しみる〜。

「ししゃも」の看板
「ししゃも」の看板
国道235号線
国道235号線



鵡川〜新冠

 ここから新冠までは海岸沿いの国道235号線をひたすら走る。
海沿いの国道と言ったものの鵡川から日高門別までは海は見えず、その変わりに道の両側に牧場が点在する北海道独特の風景が広がるのだ。
 過去2度北海道をツーリングしたがこのような本格的なサラブレッド牧場は初めてだ。新鮮な眺めに所々自転車を停める。

道の両側に牧場が点在する
道の両側に牧場が点在する
サラブレッド牧場
サラブレッド牧場
沙流川へと続く下り坂
沙流川へと続く下り坂
沙流川
沙流川
沙流川河川敷
沙流川河川敷


 道自体は交通量の多さから走りやすいとは言い難い。沙流川に掛かる大きな橋を渡り日高門別に到着。
右手には青い海が広がる。左手には牧場が途切れることなく続く。
 海沿いに出てから1時間ほどで新冠町に到着した。岩肌に「にいかっぷ」と描かれた馬の壁画がある。
時刻は16時過ぎと予定より早い。宿まで10kmを切るとようやく安心する。

右手には青い海が広がる
右手には青い海が広がる
牧場が途切れることなく続く
牧場が途切れることなく続く
下り坂の先に海が広がる
下り坂の先に海が広がる
間近で見る馬
間近で見る馬
岩肌に馬の壁画
岩肌に馬の壁画


 本日の宿である「とほ宿ふかふか亭」は国道から道道に入り北東に10km弱の所にある。
この道道の入り口の辺りはサラブレッド銀座と呼ばれている。
道の両側に広々とした牧場が有り毛並みの良いサラブレッドが草を食んだりじゃれあったりしている。仔馬の目がとてもかわいい。
 今日1日の走行を終えた充実感に浸りながら、クールダウンのようにのんびりと走る。

広々とした牧場
広々とした牧場
サラブレッド銀座
サラブレッド銀座
道道沿いには牧場がぎっしり
道道沿いには牧場がぎっしり
のどかな風景
のどかな風景
じゃれあうサラブレッド
じゃれあうサラブレッド
草を食む仔馬
草を食む仔馬


 17時30頃に宿に到着する。道道から少し奥に入った、木々の中にあるログハウス風の建物だ。
ご主人は駅まで他のお客さんを車で迎えにいっていて奥さんが応対してくれた。
宿内はとてもきれいで、食事室には汗まみれの私が座ってもいいのかなと遠慮したくなるような木製のテーブルセットが用意されていた。

ログハウス風の建物
ログハウス風の建物


 18時になると電車旅の女性とともにご主人の車で新冠温泉に連れて行ってもらった。何かこう自転車から解放されて普通の旅行みたいになるこの瞬間が好きだ。
新冠温泉レ・コードの湯は宿泊施設付きの真新しい温泉施設だった。露天風呂につかりながら海に沈む夕陽を眺める。あまりにもきれいなので思わずカメラを風呂に持ち込み撮影をしてしまった。
 露天風呂の中で筋肉痛のある太ももやふくらはぎをマッサージしながら高原のような涼やかな空気を吸い込む。昼間は暑いが夕方になると涼しい。
お腹もすいてきたな。宿に帰ったら夕食だ。
 この充実感、何と言うかたまらない。

新冠温泉レ・コードの湯
新冠温泉レ・コードの湯
海に沈む夕陽を眺める
海に沈む夕陽を眺める


 宿に戻ると程なく年配ライダー男性が到着。ご主人、奥さんとともに5人で食卓を囲む。エゾ鹿の肉を使ったシチュー。鹿の肉は初めて食べる。
あっさりしていておいしい。

エゾ鹿の肉を使ったシチュー
エゾ鹿の肉を使ったシチュー


 食後のお茶タイムに明日の経路をご主人に相談。私が「国道沿いが走りづらい」と言うと途中まで内陸を抜けるルートを教えてくれた。
昼飯のお勧め店も教えてくれて大変参考になった。
 またみんなで星空を眺めてみたり。やっぱり修学旅行の乗りだ。あるいは田舎に遊びに行った乗りだ。
この年になって今更・・・って思うかもしれないが、この乗りが中々良い。

 宿泊者が少なかったので今日も個室。そういえばこの旅、まだ相部屋になっていない。
ふかふかの布団で熟睡。今日も充実の1日だった。