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足柄峠
足柄峠 2005/12/04 33km 神奈川県
【コース】
(車輪行)〜南足柄市 21世紀の森〜矢倉沢〜地蔵堂
〜足柄峠(往復)
【天気】曇り後雨 【時間】07:00〜18:00
【走行時間】2時間33分
【平均時速】12.8km/h 【最高時速】47.3km/h
今日は何とか7時に起きることができた。天気はあまり良さそうではない。予報だと神奈川は午前中晴れとのことなので 早いうちに走ってしまおう。
神奈川県西部の足柄峠という峠に登ることにする。手早く車にMTBを詰め込む。う〜寒い。タイヤを外す手がかじかむ。
さて出発。R246をひたすら厚木方面に進む。道路はすいていた。伊勢原の辺りから道が片側1車線になる。
だんだん山が多くなってきた。途中、秦野市の辺りでコンビニで朝食をとる。
車の外に出てみると、冷たい空気の中にかすかに山の匂いを感じる。
R246をさらに進み、しばらく東名高速と並走。松田町を過ぎ、樋口橋(とよぐちばし)の交差点で左折する。辺りには山が多くなってきた。 数少ない平地に役場や学校、商店が集中している。
北足柄小学校の手前で右折し、
神奈川県立21世紀の森
というアウトドア施設の駐車場を目指す。
その駐車場をスタート・ゴール地点とするつもりなのだが、細い道をウネウネとかなり登っても駐車場がまだ見えてこない。 これは厳しいな、ラストは今、車で登っているこの激坂を自転車で登ることになるのかぁ。。。と早くも意気消沈してしまう。
神奈川県立21世紀の森の駐車場
この下り坂を最後に登ることになる。
2kmほど登ってようやく駐車場に到着した。途中の山道は寂しいものだったが、駐車場には既に何台かの車が停まっていた。 広々とし駐車場の前方の山には、まだ紅葉が残っているようだ。
さっそく、MTBの組み立てだ。もういい加減、車輪行にも慣れてきて、あっという間に組み立てられるようになった。 ポイントは後輪のはめ方なのだ。前輪に比べギアのかませ方に手間取ることがあるのだが、 これは予めギアをフロント:アウター、リア:トップに入れておくとすんなりはまる。
それにしても、朝家を出る時も寒くて手がかじかんだが、ここの寒さはさらにその上を行く。組み立てを終えた手の指先が冷えて痛い。 そこで、
先週買ったばかりのグローブ、BGディフレクトの登場だ。
うん、これをつけるとだいぶ暖かい。 指先まであるグローブでも、防寒をあまり考慮していないレース用のメッシュ生地のものもある(むしろそっちの方が需要多いか?)が、 このBGディフレクトにして正解だった。
なんだか郷愁を感じる
のどかな田園風景
さて用意万端、出発だ。いきなりの急な下り坂。まだろくにペダルをこいでもいないので、温まっていない体が、 向かい風にさらされ、凍える寒さだ。夏場はこの風が気持ちよくてたまらなかったが、この時期は寒くて厳しい。
かなり下ったところで、ようやくふもとまで到着。帰りにはこれを登るのか〜気が重いな〜。 ちょっとへこむが、気を取り直して走り出す。
北足柄小学校を左手に見て直進すると、景色が開け、あたり一面にのどかな田園風景が広がってきた。
頭をたれるススキの穂、遠くまで広がる田畑。
なんでだろうか、見たこともないはずのこの風景に懐かしさを覚えてしまう。
なだらかな道が続く
息が上がる坂
しばらくは、のどかな田園風景の中、なだらかな道を進む。
トンネルを抜けて下り坂が終わったところで、道が左右に分岐する。あれ?どっちだったけ? 単純な1本道で足柄峠までいけると思っていたのだが。。。誰かいないかな〜と見回しても、全く人影がない!
う〜ん、ちょっと探索してみるか。左は下り坂、もし間違ったら帰りに登らなきゃいけないので右に進む。
お、橋の上に車のキャリアをいじっている人を発見。近づいてみると、なんとサイクリストだった。しめた!
「すみません、足柄峠はどっちですか?」
と自分で質問しながら、ツーリストの格好をしといて、基本的な道順を問うのは反則だよな〜っと心の中で自分にツッコム。
でもそのサイクリストは自分のロードバイクをいじりながら、嫌な顔ひとつせずに、かなり詳しく説明をしてくれた。
ありがとうございます!
教わったとおりに道を進む。なだらかな登り坂をしばらく行くと、道路標識に「足柄峠」の文字が現れる。よし。
しかし、見た目よりも登りの傾斜がきついのか、息がかなり上がってきた。「はあはあ」ではなく「ぜえぜえ」という呼吸。 何でこんなに疲れるんだ?たまらず、道路わきの遊歩道で一休み。ここでハプニングが。
段々と峠道の雰囲気になる
大きなモミジの木
呼吸を整えていると、急に吐き気をもよおしてきた。何だ? 予想外の体調の変化に少しうろたえる。落ち着け。
でもだめだ、気持ち悪い。朝のブリトーを若干リバース。 何なんだ?一体。 5分くらいたってもおさまりそうにない吐き気。引き返すという選択肢も視野に入ってきた。
せっかくここまできたのに。何とかならないか。しばらく、自転車を手押しして辺りを散策する。
呼吸が落ち着いてきてようやく吐き気がおさまった。
何とか、いけそうだ。 自転車に乗り出すと不思議と気分は良くなっていった。
きれいな紅葉
周りの山々も紅葉
地蔵堂のあたりで、大きなモミジの木を発見。真っ赤に色づいていて、空は曇っているのに、木の周りは明るさを放っていた。 路上駐車をし、この木を撮影する人が後を絶たないのも納得。
整然とした茶畑
じわじわと登りが続く
だんだん峠も本番に入ってきた。
10%の登りを時速6〜7kmでゆっくりと前進。マイペースだ。
出発当初、あれだけ寒かったのがうそのように、体中汗をかいている。 ただ、息はそれほど切れない。途中の息切れトラブルは一体何だったんだろう。
やがて14%の登りが出現。うう。。エゲツない登りだ。でも止まらないぞ。 ギアを思いっきり軽くして、匍匐前進のように進む。
しかし、容赦ない登りに無念の手押し、10m。
再び自転車にまたがる。景色が開けてきた。頂上はもうすぐだぞ。
ふと、顔に水滴があたる。雨がついに降りだしたか?
そういえばさっきから視界に白いものが入ってくるんだよな。 ハンドルバーを見ると白いものがポタッと落ちては溶けていく。
え?雪?
想像もしていなかったが、今シーズン初の雪を体験。なんか得した気分だ。うれしい〜。 と思ったが、良く考えると、雪が積もったら下りはとてもじゃないけどスリックタイヤのMTBじゃこなせないぞ。 早く引き返さなきゃな〜。
・・・でも、この焦りが思わぬミスにつながってしまったのだ。
晴れていたら見晴らしが良さそう
これにも足柄峠と書いてあるのだが・・・
全身、湯気を吹き出しながら、ようやく頂上に到着だ。ふう〜、疲れたなあ。でも峠を登り切るというのは本当に充実感があるものだ。
周りには駐車場や東屋があり晴れていればかなり展望も良さそうだ。雪は強くなるということもないが、淡々と降り続いている。
こうしちゃいられないな。足柄峠と書いてある石碑を記念撮影し足早に下山だ。
頂上付近の広場
本物の峠はこの先に・・・
家についてからわかったのだが、どうやら足柄峠の頂上はもう少し先にあったようだ。たしかに、私の見た石碑には標高が書いてなかったな。 またまたニアミスしてしまった。こういうことがあるとGPSが欲しくなる。全く。
ただ、登りのピークは越えていたので一応峠越えということにしたい。まあ、今度天気のいいときにもう一度来ても良いと思っている。
寒々とした帰り道
雨が本降りになる
汗をかいた服を着替え、下りに入る。天気がこんなに酷くなかったら、峠を抜けてR246をぐるっと周って帰るつもりだったが、 ここはもう無理は禁物。来た道をそのまま引き返す。
ビューっと吹き付ける風が暖まっていた体を一気に冷やす。 雪は峠を下るに連れて雨に変わり、全身ずぶ濡れになる。私のツーリング史上最悪の天候だ。 下りが続くため本当に全身凍えてしまう寒さ。自転車を停めると、風がなくなり暖かく感じるほど、走行時は冷える。
雨足は段々強くなってきた。おまけにこんな時に限って道を間違えて、5kmほど余分に走る羽目に。 もぉ〜〜。と怒ってみてもとにかく、自力で車に帰るしかないのだ。自己責任。
ようやくコースを修正しあと3kmというところで難関が。そう、あの激坂が待っているのだ。 でも、黙々と登るのみだ。それしかないのだから。 うう、きつい。寒い。
ようやく車に辿り着く。寒い寒い、これ絶対風邪ひくなぁ。ずぶ濡れでも着替えがもうない。車の暖房を全開にして、濡れた服を脱ぐ。 さいわい速乾性が売りのTシャツはしばらくすると乾いてくれた。
はやく家に帰ろう。と昼飯を後回しにし、帰路に着くが、、、まれに見る大渋滞!!! 一体どうなってんだR246!!足柄〜溝口まで全区間渋滞とは。。。家に着くのに5時間もかかってしまった。
次回からは
電車輪行
も考えよう。
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